広島が狙う 本拠地マツダスタジアムでの“巨人潰し”大作戦

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■1点を重ね1点を守る

「東京ドームでの巨人戦は1勝2敗でもいい。その代わり、ホームのマツダ(広島)では負けないつもりでいく。2勝1敗以上がノルマ」

 今年「打倒巨人」を掲げる首位・広島の野村謙二郎監督(47)にはこんな構想があるという。さる球団関係者が明かした。東京ドームでは負け越してもいいなんて、ずいぶん控えめな目標ではある。それで巨人が倒せるのか。前出の関係者が続ける。

「狭くてボールが飛ぶ東京ドームではどうしたって空中戦になる。本塁打競争の打ち合いでは巨人には勝てない。仮にドームでウチに一発が出ても、選手には勘違いして欲しくない。だけど、マツダでは話は別。投手を中心にしっかり守る。足などを絡めながら中軸が仕事をする。1点を積み重ねて1点を守るカープの野球を貫ける。ホームで負けないつもりでいけば、巨人にも勝ち越せるという算段です」

 巨人は本拠地の東京ドームで圧倒的な強さを見せるものの敵地に赴くともろさが出る傾向がある。4年前はナゴヤドームで中日に9連敗。今季も甲子園の阪神戦で3連敗した。ただでさえ内弁慶なのだ。

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