“二刀流”日ハム大谷に宿る「エース兼代打の神様」の素質

公開日: 更新日:

 日本ハム大谷翔平(19)が6日のソフトバンク戦で代打出場。1点リードの九回、1死二塁という追加点の欲しい場面で、フルカウントから空振り三振。日ハムはその直後、増井の暴投でサヨナラ負けを喫した。

 この日は主砲の中田が疲労を理由に、左翼ではなくDHで出場。そのため、大谷はベンチスタートとなっていた。しかし、代打起用はベテランでも難しいといわれている。試合に出ない日も珍しくない上、数少ないチャンスで結果を残さなければならない。成功率の高い選手が「代打の神様」と呼ばれるゆえんだ。

 週に2、3度の野手出場の際はスタメンDHが多い大谷だけに、「今から慣れないベテランの真似事をさせては打撃が崩れかねない」と懸念する声もある。打率.386とチームで唯一打ちまくっているだけになおさらだ。

■二岡から学んだ「代打の心得」

 だが、大谷は開幕前から、「打者としても代打で行けと言われたら、その時に結果を残せる準備が必要です。例えば1打席だったとしても、そこで結果を出さないといけません」と話していた。そのための準備についても、こう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態