7試合連続安打 日ハム大谷「猛打」を支えるモチベーション

公開日: 更新日:

 日本ハム・大谷のバットが止まらない。

 16日のオリックス戦で7試合連続安打となる5打数2安打。打率は.389まで跳ね上がった。

 2年目も二刀流を続ける大谷の今季のチーム方針は、あくまで投手優先だった。それが背中の張りもあって、野手起用が増えている。この一時的な「二刀流休止」が大谷の打棒に磨きをかけているという声もあるが、あるチーム関係者によれば「本人には違うモチベーションがある」と言う。

 大谷には入団以来、取材規制が敷かれている。2年目の今季も同様で、決められた会見以外、報道陣は大谷と1対1で話すことができない。移動時や試合後も常に広報や球団職員が寄り添う“厳戒態勢”だ。栗山監督の方針で夜も基本的に外出禁止。食事に行くのも球団スタッフや首脳陣に了解を取らなくてはならない。

「1年目こそ球団、広報の対応に感謝していたのですが、最近は<もう一人で対応できる>とストレスを感じ始めているようです。本人は結果を残して独り立ちしたい。投手でも野手でも結果を残して<もう一人で大丈夫だろう>と球団の監視を解除して欲しいのです」(前出の関係者)

 このまま打ちまくるのであれば、球団も考えざるを得ない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘