W杯代表選出 「豊田落選」の裏に“大物”の意向があった

公開日: 更新日:

「良くも悪くも日本代表の中心は本田。彼の意をくんだ選考だったことは否めない」

 サッカージャーナリストがこう言った。代表メンバーから豊田陽平(29・サガン鳥栖)が漏れた点に関してだ。

 豊田は本田の星稜高時代の1年先輩。少年時代の素顔や家庭環境も含めて、本田自身の触れられたくない過去も熟知している。そんな事情もあってチーム内で絶対的なイニシアチブを握る本田が唯一、頭の上がらない存在なのだという。

 昨年8月のウルグアイ戦では、豊田が後半戦の途中からピッチへ。豊田は長身(185センチ)を生かしたヘディングが最大の持ち味。追う展開だったことを考えても、両サイドから豊田の頭に合わせてしかるべきなのに、本田はなぜかそれをしようとしなかった。別の狙いがあったかどうかは定かじゃないが、「本田は星稜の先輩に活躍され、代表入りなんてことになったらかなわないとでも思ったんじゃないのか? でなきゃ、豊田の頭を使おうとしなかった説明がつかない」とは前出の記者だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋