地元では富士山の次に有名 西武・田辺監督代行の“評判”

公開日: 更新日:

■意外にちゃめっ気

 84年のドラフト2位で山梨県の吉田高校から入団。当初はケガに悩むも、3割を打った89年から遊撃に定着。91年から2年連続2ケタ本塁打を打つなどパワーもあったが、むしろゴールデングラブ賞を2度受賞した守備力が買われていた。

 元球団本部長の前田康介氏は「無口で目立たないけど、理論的でマジメな人です」とこう言う。

「ただ、アマチュア時代から“山梨の怪童”として有名でしたね。彼の結婚式に出席したら、司会者が『富士吉田駅前(現富士山駅)で100人に聞きました。富士吉田市で有名なものは? 1位は富士山。2位は? 田辺徳雄さんです!』と言ったものだから、思わず噴き出してしまいましたよ。本人も意外とちゃめっ気があるというか、内輪ではよく冗談も言ってニコリと笑っていました」

 5日は主軸の浅村がケガで登録抹消。チームにとっては痛手だが、田辺監督代行就任はそれを補って余りある「朗報」となりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない