猛批判に社長は…阪神が毎度「株主総会」に振り回されるワケ

公開日: 更新日:

 和田監督の去就については「シーズン中なので回答を控えたい」と話したものの、周辺からは「株主総会は球団人事への影響力が大きいのか、11年の総会では真弓監督批判が出て結局、解任され、12年は城島、小林宏を『不良債権』と突き上げられると、その年のオフに2人は退団した。今年は和田監督と福留がクビになる番じゃないか」と、囁かれる始末だ。

 さらに、「カネでチームをつくるのはやめていただきたい」と初老の男性からフロント批判が飛び出す荒れようだった。

■本社の社風に関係している?

 それにしてもいくら株主相手とはいえ、球団トップが球団批判に対して頭を下げて釈明、オフの人事にも影響する構図は他球団では考えられない。
 前出の井箟氏は、「負けている時は『ごめんなさい』と言うしかない。フロントは現場を守ってやるべきなのに、批判をフォローするようなことを言うのは良くないですね。阪神は人気球団であり、親会社が鉄道会社でファンに身近でもある。だから批判意見も出やすいんでしょうが……」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束