選手も参る楽天のドタバタ…コーチの肩書が3日で2回変更

公開日: 更新日:

「佐藤投手コーチが監督代行になってから最下位に落ちたけど、あの人に責任をかぶせることは出来ない。米村さんはスケープゴートじゃないか」

 こんな声がチーム内から出ている。

 17日、楽天は星野監督の手術成功とリハビリ開始を発表。その同日に告知されたのが、米村外野守備走塁コーチと礒部二軍外野守備走塁コーチの入れ替えだ。礒部コーチはこの日行われたマツダスタジアムでの全体練習から一軍に合流し、「盗塁が少ないと聞いている。積極的に次の塁を狙うようにしたい」と話した。

 楽天の16盗塁はリーグワースト。5位ロッテの37盗塁の半分以下だ。走塁コーチが責任を問われるのも無理はないとはいえ、昨季も62盗塁はリーグ最少だった。

 楽天は14日にもコーチ陣の配置転換を行ったばかり。米村コーチが一塁ベースコーチを外され、作戦面担当に。代わりに平石打撃コーチが走塁兼任として、一塁ベースコーチになった。それからわずか3日後の配置転換だ。ひとりのコーチが3日間で2回も肩書が変わるのだから、選手だってたまったものではないだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  5. 5

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    巨人のプロスペクトだった秋広優人放出の波紋…ファンからは非難噴出、古株スカウトも「余波」懸念

  5. 10

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋