星野監督「難病離脱」でどうなる楽天 鈴木康友コーチを直撃

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「今後、ベンチが出すサインがどうなるか? それ、アレだろ。監督が代わったから野球も変わるんじゃないかって聞きたいんだろ?」

 笑いながらこう言うのは、楽天の鈴木康友内野守備走塁コーチ(54)だ。国指定の難病、胸椎黄色靱帯骨化症などで、一時チームを離れた星野監督(67)。6月上旬に手術を行い、早ければ約2カ月後の球宴明けの復帰が見込まれている。それまで監督代行を務めるのが、佐藤義則投手コーチ(59)。監督経験はないだけに、采配が懸念されている。しかし、鈴木コーチは「心配ない」とこう話す。

「オレもいろいろな監督の下で野球をやってきたけど、監督の現役時代のポジションによってある程度共通した傾向があるんだよ。捕手出身なら相手の裏をかいたり、徹底的な堅実さ。これは西武黄金時代の森(祇晶)監督が顕著だね。内野手出身なら戦略的。投手出身監督は投手の使い方や調整のさせ方がうまい。現役時代、自分がやってきたことだからね。星野監督は先発も抑えも経験しているから、その辺りは見事。ヨシさん(佐藤監督代行)も同じ投手だから、そう野球が変わることはないと思うよ」

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