交流戦でばく進「巨人独走」に死角あり…OBが問題点ズバリ

公開日: 更新日:

 交流戦トップのチーム防御率2.82を記録した投手陣にも不安がないわけではない。期間中、完投能力のある菅野を除いた先発投手の平均投球回数は約5回。小刻みな継投で相手打線を封じ込めたとはいえ、残り3カ月超もあるリーグ戦で同じことができるのか。

「あくまでも内海が離脱し、大竹が6戦連続勝ち星なしという不測の事態に対処するため。最長で4連戦という日程的な余裕もあってこその継投策です。特にリリーフ陣は夏場に入ってから、これまでとは肉体的にも精神的にも比較にならないほど疲弊する。経験の浅い投手は特にそうです。来月6日の中日戦で復帰するといわれる内海、その後に先発陣に加わるとみられる沢村が戻って、いかにリリーフ陣の負担を軽くできるか。そんな投手陣を引っ張るのが阿部ですから、巨人が独走するもしないも、やはり阿部にかかっていると思うのです」(橋本氏)

 他球団にもまだチャンスはある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動