2年で辞表4回 日ハム大谷にのしかかる栗山監督のクビ

公開日: 更新日:

「少しですけど、分かりかけてきた気がします」
 日本ハム大谷翔平(20)が、親しい放送関係者から投球に関して何かつかんだのかと聞かれてこう答えたという。

 開幕直後に140キロ台だった速球の球速は、ほとんど150キロ台に。平均球速が10キロ近くアップしたばかりか、スライダーやフォークなどの変化球でストライクを取れる確率もアップした。

「首脳陣は大谷の転機を5月20日の中日戦とみています。五回まで2安打に抑えながら、六回につかまって1死も取れないまま降板した。投球が劇的に変わったのはあの後からだとね。どうやらオフの筋トレによってふた回りくらい大きくなった体の使い方をつかんだようだと首脳陣は思っています」(前出の関係者)

 厚沢投手コーチも「このまま(投手としては順調に)いきますよ」と話しているそうだ。

 投手としてブレークしただけではない。5日のロッテ戦には3番・DHで出場してプロ入り初の1試合2本塁打。投手として完全に一本立ちするまでは二刀流を封印、ピッチングに専念するはずだったものの、「陽、近藤とケガ人が続出して、打線があまりにも迫力不足に。チーム事情からやむを得ず登板の間にDHで出場しているだけで、練習は試合前にフリー打撃をちょこちょこっとやるだけ。それでも結果を出してるんだから周囲もビックリしています」と、この関係者は話す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた