W杯1得点の岡崎を待ちうける新シーズン「3つのハンディ」

公開日: 更新日:

 昨季7位に躍進したマインツは、来季EL(欧州リーグ)に参戦する。 岡崎にとって2季ぶりのELだが、前回はリーグ戦とELのハードスケジュールにコンディションを崩し、ブンデスリーガ25試合1得点、EL9試合2得点と精彩を欠いた。身長174センチ、体重75キロの岡崎は、試合ごとに欧州の屈強DFに倒されて生傷が絶えない。来季も、前回の轍(てつ)を踏むのではないか――。現地ではそう懸念されている。

 さらには「相棒」も失った。カメルーン代表としてW杯に出場した身長190センチFWチュポモティング(25)が5日、ドイツの強豪シャルケに引き抜かれたのである。昨季、岡崎に次ぐ10得点を挙げた点取り屋がいなくなり、マインツは同タイプのフィジカル系FWを探している最中。とはいえ、誰が来ようと岡崎が連係不足のままで来季を迎えれば、昨季のような大量ゴール生産は期待できない。

 W杯でのパフォーマンス低下を引きずり、岡崎ブランド失墜のピンチなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒