星野監督現場復帰も…最下位楽天のよりどころは松井裕のみ

公開日: 更新日:

 喜びを隠し切れないと言わんばかりだった。24日の練習から現場復帰した楽天の星野監督(67)。Tシャツ短パン姿で球場入りする際に「正座して待っとれよ」と軽口を叩くと、戦線離脱した5月25日以来となる、約2カ月ぶりのユニホーム姿でグラウンドに登場。次々に挨拶に来る選手に笑顔を見せた。

 さらにテレビカメラ5台、報道陣50人の前で「今日は練習日やぞ?」とわざとらしく目を見張るなど、「らしさ」も見せた。

 もっとも、現場復帰したからといって明るい材料は少ない。チームは借金14で5位ロッテに2・5ゲーム差をつけられた最下位。昨季24連勝を達成した田中(現ヤンキース)のような絶対的なエースも不在だ。

 チームの主砲を務めるジョーンズは、むしろマギー(現マーリンズ)の穴が大きいと言う。マギーは昨季、全144試合に出場し、28本塁打、93打点、打率・292と活躍。70四球を選ぶなど出塁率も・376と高い数字を残した。「タナカが投げるのは1週間に1回だけど、マギーは毎日試合に出ていた。この差は大きい」とはジョーンズの弁だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情