「重症じゃないと思ってた」 OBも安堵したマー君の回復力

公開日: 更新日:

「重症じゃないとは思ってたんですよ」

 右肘靱帯部分断裂で戦列を離れているヤンキース田中将大(25)が4日(日本時間5日)、キャッチボールを再開したと伝えられ、プロ野球OBがこう言った。

「僕は肘の腱と骨をつなぐ部分がはがれ、靱帯は摩耗というか、医者に聞いたらほとんどなくなっていたそうです。靱帯を激しく損傷した投手はまず、日常生活に支障をきたす。髪の毛は洗えないし、便所で尻を拭くのもつらい。麻雀のモーパイもできませんでした。痛くて痛くて指を動かせなかったんです。ですから田中が日常生活に支障はないと話したのを聞き、大したことはないと安心していたのです」

 ちなみにこのOB、手術をせずに、患部の周囲の筋肉を鍛えることで復活したという。

 田中は5日(同6日)、キャッチボールを2日連続で行った。ジラルディ監督によれば、約20メートルの距離で強めに50球投げたという。7日には距離を延ばして行う予定。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情