屋外続きで投手陣バテバテ…阪神を救うのはドーム球場

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 巨人がもたついている間に首位に立ちたい阪神だが、敵地でのヤクルト戦は1勝2敗。打線は3試合で30得点と爆発したものの計31失点と投手陣はボロボロ。長期ロード最初のカードは負け越した。それでもある球団関係者は「次の広島戦から変わりますよ」といってこう続ける。

「正直この時季、猛暑の屋外球場はつらい。うちは球宴が終わってから5カード連続だろ。今の屋外球場は熱がこもってフライパンみたい。宿舎のホテルも自宅ほど熟睡できん選手もいる。初戦に勝って2試合が中止になった甲子園のDeNA戦を除けば、4カード中3カードで負け越しは投手陣のバテが原因。8日からの広島3連戦は空調のある京セラドーム。京セラならみんな自宅に戻れるし、妻帯者は女房の手料理を食べて自分の布団でゆっくり休める。気持ちを入れ替えて、次の巨人戦(東京ドーム)で首位取りといきたいね」

 和田監督は安打を量産したヤクルトについて「打線がいいのはわかっているが、配球が読まれている感じがする」と言った。

 しかし、前日に六回途中KOの岩田にしろ、この日先発して4回持たずに6失点KOの歳内にしろ、打たれた球はほとんど高めの甘い球。配球を読まれているというより制球の問題だ。一度投手コーチに雷を落とすべきではないか。

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