元楽天・一場靖弘 通信機器会社の営業マンになっていた

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 さて、一場さんは桐生第一高校2年の時、夏の甲子園に2番手ピッチャーで出場して優勝したものの、3年時は初戦敗退。明治大学に進学し、4年の時、戦後最多のシーズン107奪三振や完全試合を達成するなど大活躍した。当然、ドラフトの目玉と注目されたが、「栄養費」「タクシー代」「食事代」などの名目で巨人から200万円、横浜から60万円、阪神から25万円を受け取っていたことが発覚。巨人の渡辺恒雄オーナー(当時)らが辞任する騒動に発展。自身も入団した楽天では4年間で通算15勝と不本意な成績に終わった。

「オーナーさんとかと会ったこともないのに、辞めさせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。せっかく楽天に入れてもらったのに、ろくに働けなかったのはそういう罪悪感、気持ちの面が大きかったと思います。プロに入る時に出はなをくじかれ、そのままズルズルという感じでした。自分は悪者なんだ、って萎縮してしまったんですよ。人生の最大のミスだと後悔しています。戻れるなら、大学4年の初めに戻りたいですね」

 この2月に再婚した、3歳下のネイリストと勤務先の近くで暮らす。

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