広島戦初戦快勝で浮き彫り…巨人は「原采配ほぼゼロ」が最強

公開日: 更新日:

「今年、主力が打撃成績を落としているのは、打順のいじり過ぎのせいだとみんな思っている。監督はいつになったら落ち着いてくれるのかと、今年はロッカールームでそんな話ばかり。選手間で『オレらで何とかしようぜ』が合言葉になっているんです」

 能力が高い選手が揃う巨人は、「監督のチーム」というよりはむしろ、「選手のチーム」。原監督はチームの得失点差がマイナスという現状を「そんなんで首位にいるなんて、いかに毎日が厳しいか」と、まるで自身の采配のおかげで首位にいるかのように話していた。

 だが、それなら逆なことも考えられる。ぶっちぎりで独走しなきゃおかしいチームを混乱に陥れ、混セを招いた張本人は誰なのか、ということだ。

 ベストメンバーが揃ったこの日は、投手以外の犠打が1つ、盗塁はゼロで快勝。攻撃に関してはベンチの仕事はほとんどなかった。復帰コンビの活躍で、巨人は勝っても負けても選手次第ということが、改めて浮き彫りになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後