史上初高卒新人代打3発 西武・森が持つ“1打席限定”集中力

公開日: 更新日:

 ロッテにサヨナラ負けした西武。ファンがこの日、最も沸いたのが、1点を追いかける九回1死二塁の場面だ。代打で登場したルーキー森(写真)がロッテの抑え・西野のフォークボールを、代名詞の豪快なスイングで右中間スタンドに放り込んだからだ。

 逆転2ランも、結局その裏、ロッテに追いつかれて延長戦となり、森はヒーローになり損ねた。

「初球から振ろうと思っていたので、思い切って打てた」と言った森は、高卒新人ながら8月14日のオリックス戦でプロ初本塁打をマークすると3試合連続弾。46年ぶりとなる高卒新人の記録は、スポーツ紙を大いに賑わせた。

 この日のアーチは4本目となるが、そのうち3本は代打の時に打ったもの。残り1本もDHの1打席目だった。勝負強さもさることながら、1打席にかける集中力は明らかに新人離れしている。

 逆に、マスクをかぶるとホームランが出ない。ひょっとすると苦手な守備に神経を使ってしまうからかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束