首脳陣不安 マー君に課せられそうなシーズン終了後の“追試”

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 田中はいま、タンパで復帰に向けたトレーニングの最中。ヤンキースはすでに、プレーオフ進出が絶望視されているから28日(同29日)には1年目のシーズンが終わる。田中はその後、再びタンパに戻って、実戦形式の“追試”を行うわけだ。

 そこで首脳陣をうならせるような投球ができればともかく、問題は内容が物足りなかったり、患部に異常が生じたりした場合だ。

 ジラルディ監督は一貫して、復帰途上で痛みが生じれば手術と話しているだけに、もしフロリダで異常が生じた場合は、そのまま病院に直行して靱帯再建のトミー・ジョン手術を受けなければならない。そうなれば来年1年間は丸々、棒に振ることになる。

 ヤンキースにとって田中は「7年総額161億円」で購入した超高額商品。来季、万全の状態で投げられるのかどうかいまのうちに確かめたいに決まっているし、問題があるならできるだけ早い時期に解決しておきたいと考えるのは当然。

 いずれにせよ、田中が日本に戻って羽を伸ばせるのは当分、先になりそうだ。

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