マー君復帰戦飾り13勝目 「故障前に近い」と指揮官合格点

公開日: 更新日:

■来季に向け「第1段階」をクリア

 ヤンキースがすでにポストシーズン進出が絶望的な状況でルーキー右腕を起用したのは来季に向けたテストの意味合いが強い。ジラルディ監督が常々「次に痛みが出たら手術することになる」と話している通り、首脳陣は依然として再発の恐れがあるとみているからだ。

 試合後のジラルディ監督は「故障前の投球に近かった」と満足そうな表情で話した。明日以降、患部に異常がなければ「予定通り土曜日(27日=日本時間28日)に投げる」という。

 来季の本格復帰に向けて、まずは第1段階をクリアした。

▽田中のコメント
「久しぶりだったけど、全体的にはなかなか良かった。2カ月以上投げていなかったのに、あれだけ制球がまとまっていた。復帰登板でしっかり(チームの勝利に)貢献できたのはうれしい」

イチローのコメント
「(田中は)普通に(投げているように)見えた。(離脱して)2カ月以上になるが、何も変わらない感じがした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも