打撃でチーム牽引の青木 指揮官からいまだ信頼されない理由

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 青木は絶好調の今も、試合終盤になると決まったように代走、守備固めを送られている。ヨスト監督は控え外野手・ダイソンの守備力と機動力を高く評価しているからだ。ここまでの盗塁数は青木の17個に対し、主に途中出場で117試合のダイソンは36個。盗塁失敗は同じ7個だからダイソンの成功率の高さが際立っている。失策数では青木2個に対してダイソンは4個とはいえ、これはダイソンの守備範囲が広く、飛球を積極的に捕りにいった結果とみられている。

 青木にとって途中交代は屈辱的なのだろう。代走を送られた際、ベンチでヘルメットを叩きつけたこともあったという。

 ヨスト監督は機動力を生かす采配が持ち味だ。短期決戦のポストシーズンでは早めの仕掛けが予想される。ロイヤルズが29年ぶりにポストシーズンに進出しても、青木は勝負どころで引っ込められるかもしれない。

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