対戦成績五分のDeNAナイン「今年の巨人は強くなかった」

公開日: 更新日:

 そう、決して今季の巨人は強くなかった。原監督は貧打を理由にまるでオモチャで遊ぶように打線をコロコロと替え、選手を困惑させて、それが打線の不調に拍車をかけた。巨人OBの重鎮・広岡達朗氏は日刊ゲンダイ本紙で「今年の巨人に優勝する資格なし」と喝破したほどだ。

 原監督は優勝インタビューで「得点力という意味では、巨人80年の歴史の中でも褒められたチームではなかった」と振り返り、「ただし団結力と守備力に関しては80年でも一番です」と続けた。

 が、本当の勝因は、選手の調子が上がらず、ベンチワークにも問題が大ありだったそんな巨人を倒せなかった、阪神を筆頭とする他球団の弱さである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした