広島も阪神もミス連発 これが2位通過かけた試合なのか?
一方の阪神も、七回にはマートンが小窪の左中間の打球に追いついたにもかかわらず、ボールはグラブの下をスルー。三回無死一塁の場面では、大和が犠打を失敗するなど、記録に残らないミスが目立った。
結局、阪神が今季最終戦を飾り、広島の2位決定は持ち越しに。広島が5日の巨人戦に勝つか引き分けで2位、負ければ阪神の2位が確定する。
「とはいえ、今季のセは優勝した巨人に際立った強さはなく、『6弱』といってもいい。巨人優勝は、ライバルとなるべき阪神と広島の詰めの甘さが招いた結果」と言う関係者も少なくない。
広島の野村監督は「凡ミスがすべて失点につながった」と嘆いたが、こんなヘタな野球をするチームがAクラスというのも情けない話。広島も阪神も決してCSに胸を張って出られまい。