即戦力投手狙いから急転 巨人1位指名「智弁・岡本」の裏事情

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 在京球団スカウトが、「え? ウソだろ!?」と思わず目を丸くしたのが、20日のスポーツ紙の1面記事。スポーツ報知ががデカデカと「巨人が23日のドラフト会議で智弁学園の岡本和真内野手を1位の最有力候補に挙げたことが分かった」と報じたのを見て、すぐさまスカウト部長に電話を入れるなど、朝から右往左往させられたという。

「他球団の指名を何度もシミュレーションした結果、巨人の1位は有原で決まり、との結論を出していた。岡本で行くというなら、外れ1位を含めて1位以下の人選を再考しないといけない。他球団も大わらわですよ」

 このスカウトが言うように、今年の巨人の1位は早大の156キロ右腕・有原航平が最有力だとされてきた。それが、ドラフト4日前になって、通算73本塁打の高校生野手にシフト。急転直下の方針転換は、阪神に屈辱の4連敗を食らったCSでの大惨敗が影響しているのは、想像に難くない。

■大田以外に野手が育っていない

 今季の巨人はリーグ5位のチーム打率.257と貧打に泣き、3割を打った主力野手はゼロ。主砲の阿部(35)は攻守に衰えを隠せず、開幕4番の村田(33)も精彩を欠いた。年齢的にも今後の2人には大きな上積みは期待できない。それ以上に原監督を失望させているのが坂本(25)、長野(29)の2人で、ともに2年連続で打率3割を切るなど、成長が停滞しているのは事実だ。あるチーム関係者が言う。

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