石川遼の「実力不足」 B・ワトソンと同組でまざまざ露呈

公開日: 更新日:

 一方、この大会を2度制している石川はショットは曲がり、パットも不調。6番では2打目をグリーン左横に運びながら、3打目のアプローチはピンをオーバー。グリーンから転がり落ちての池ポチャはギャラリーのため息を誘った。

 1オーバー、40位タイと出遅れた石川はワトソンについて、「ドライバーの飛距離は規格外。枯れている日本のラフに対して、フライヤーするかしないかを判断し、感触を合わせてくるのはすごい」と絶賛した。現地で取材する宮崎紘一氏(評論家)がこう言う。

「ワトソンは練習ラウンドの時から風や地形、ラフやグリーンの状況なども細かくチェックしていた。この日はピン位置を確かめ、バーディーを取るために攻めのゴルフに徹した。石川はスイングに自信がないものだから、どこに飛ぶか分からないという不安がある。今の時点では戦うゴルフになっていない」

 主催者からすれば目玉のペアリングにしたつもりでも、これでは石川にとって嫌みでしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ