高梨沙羅 W杯総合3連覇、世界選手権に“視界不良”のワケ

公開日: 更新日:

「女子ジャンプのレベルが上がってきているので楽しみです」

 ノルディックスキー女子ジャンプの高梨沙羅(18)がシーズン開幕に向け、自信たっぷりにこう話した。17日に、12月のW杯開幕戦(5日、ノルウェー・リレハンメル)に向けて渡欧。フィンランド、オーストリアで事前合宿を行い開幕戦に備える。

 オフは18年冬季五輪の開催地である韓国・平昌などでトレーニングを行い、「夏場に技術面の土台が作れた。今季は世界選手権(15年2月、スウェーデン)もあるのでレベルアップしていきたい」とW杯総合3連覇に向けて意欲を見せた。

 10月のサマージャンプでは134.5メートルを飛び、女子の夏季記録を7年ぶりに更新。W杯王者としての貫禄を示したものの、スキー関係者の間からは今季を不安視する声が聞こえてきた。

 金メダルを期待されたソチ五輪では4位と惨敗したこともあり、オフに肉体改造に着手。筋力トレーニングに取り組み、特に下半身強化を重点的に行ったが、これが裏目になりかねないという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ