「朝青龍よりタチが悪い」 横綱白鵬に協会内からブーイング

公開日: 更新日:

■親方は白鵬と口も利かず

 近年は懸賞金を引っさらうように受け取るしぐさや、取組後に相手を睨み付ける挙動も問題視されている。そんな弟子を注意するべき立場の宮城野親方(元幕内竹葉山)も、白鵬とは口を利いていないという。

 発端は12年の大島部屋との合併問題。大島部屋は師匠の旭國(元大関)の定年もあって、他の部屋と合併することになった(現友綱部屋)。白鵬は同郷のモンゴル人力士2人を抱える大島部屋を宮城野部屋と合併させようとしたが、宮城野親方が拒否。以前から平幕止まりの師匠を見下していたこともあり、決裂は決定的になった。

「痛いのは嫌、楽して勝ちたい、オレの言うことを聞かないヤツは許さない」ではまるで子供。それなら、さっさとモンゴルに帰ればいい。祖国に帰れば英雄扱い。白鵬が望むがままにチヤホヤしてくれる。

 最近では相撲協会内でも「問題児だけど、裏表のない朝青龍の方が可愛げがあった。外面がいい分、白鵬はタチが悪い」なんて言われる始末。横綱を廃業しても誰も困らない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇