今場所だけで金星2つ また横綱を「滑らせ」た高安の取組

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 横綱がまた滑った。

 14日の大相撲九州場所6日目、平幕の高安が全勝の白鵬に土をつけた。強烈な立ち合いで白鵬を下がらせると、互いに距離を取っての突っ張りの応酬。回転の速い突きで横綱の上体を起こした。焦った白鵬は突きを繰り出すも、空振りに加えて、足が出ていなかったこともあり、体勢がグラリ。高安が踏ん張りきれない白鵬をすかさずはたき込むと横綱が足を滑らせ、今場所2つ目の金星を獲得した。

 普段は表情を変えない高安も、この時ばかりは土俵上で小さくガッツポーズ。さすがにバツが悪かったのか、支度部屋では「(ガッツポーズは)思わず出ちゃいました。恥ずかしかったです」と頭をかいた。

日馬富士も滑った

 直前の取り組みでは、横綱鶴竜が2分30秒の熱戦の末、先場所負けた逸ノ城に借りを返したばかり。高安の激しい当たりと突っ張りに押されたとはいえ、横綱の自滅では落差の大きい2番だった。

 今場所に限った話とはいえ、高安と対戦した横綱はなぜか滑る。3日目は対戦した日馬富士が勝手に足を滑らせ、まさかの「勇み足」で金星を獲得した。横綱が勇み足で金星を配給するのは42年ぶりという珍事。この時も高安は、「勇み足? しっくりこないなあ」と首をひねっていた。

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