米スポーツ史上最高額の386億円 スタントンの“仰天素顔”
「これは宝くじで当てた大金とは違うから、大きな責任を感じるよ。フィールドで記録を残したい」
マーリンズと米スポーツ史上最高額の13年総額3億2500万ドル(約386億円)で契約延長したジアンカルロ・スタントン外野手(25)が、こう話した。
右の長距離砲であるスタントンは今季はナ・リーグ本塁打王(37本)を獲得。打率2割8分8厘、105打点でナのMVP投票で2位に入った。メジャー通算5年で打率2割7分1厘、154本塁打、399打点。三冠王候補の最右翼とみられている。
今回の契約には球団史上初のトレード拒否条項が盛り込まれ、20年のシーズン終了後に契約を破棄できる権利を有する。21年以降は年俸がアップし、23~25年に最高額の3200万ドルに上昇。契約最終年の28年は2500万ドルで球団に選択権があるオプションだ。
■マーリンズとの間には火種くすぶったまま
カリフォルニア州パノラマシティー出身。ノートルダム高から07年のドラフト2巡目指名を受けて入団し、10年6月にメジャーデビューを果たした。