米スポーツ史上最高額の386億円 スタントンの“仰天素顔”
スタントンは「ドラフト指名されてから、やるべきことをやって成長してきた。(長期契約は)金額ではなく、チームへの気持ちで決断した」と感謝を口にしたが、球団と火種はくすぶっているとみるメジャー関係者は少なくない。
これまで球団の方針を事あるごとに批判してきたからだ。マーリンズは少ない予算でチームを運営するためFA権取得を控えた主力の放出を繰り返してきた。12年オフには前年に獲得したばかりのマーク・バーリー投手、ホセ・レイエス内野手ら主力5人をブルージェイズに放出したことに、自身のツイッターで「球団は優勝する気があるのか」などとつぶやいて怒りをあらわにした。
スタントンは高給取りになったとはいえ、チームが補強を怠れば、愛想を尽かす日が来るかもしれない。