緒方新監督で「秋季キャンプ」が一変 かつてのカープを彷彿

公開日: 更新日:

「あなたは現役時代に三村敏之元監督に徹底的に厳しく鍛えられた。その影響はあるか?」

「選手として大きな影響を受けたのは、三村監督です。グラウンドではとにかく厳しく、ねちっこかった。一人前にするために、とことん付き合ってくれた。今の自分があるのは三村さんのおかげ。三村さんのような厳しさを監督として持ちたい。指導者としては、野村前監督に勉強させてもらった。監督としては、野村さんの野球を引き継いでいきたい。コーチとして最も近くに置いてもらった。内野手出身の野村さんは、緻密で細かいところまで見える方。外野手出身の自分は学ばせていただくことが多かった。野村さんの投手を中心とした守りの野球に、自分らしい機動力をプラスしたより攻撃的な野球をしたいと思います」

 カープは今季、2年連続でCSに進出。リーグV、日本シリーズ出場はかなわなかったが、着実にチーム力は上がった。攻撃は外国人、投手は前田健太に頼り切りだったのが、丸や菊池が台頭。その下の世代も力をつけてきた。チーム内競争ができ、層が厚くなった。来季はそこへ、新井貴浩(37)が加わる。阪神を自由契約になり、8年ぶりの古巣復帰だ。戦力になるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑