シャルケが逆転2位でCL16強 内田は圧巻の守備で貢献

公開日: 更新日:

 ドイツ・シャルケ所属の日本代表DF内田篤人は果敢な攻撃参加が持ち味だが、サイドバックとして欧州チャンピオンズリーグ(CL)を戦うのには、やはり守備力も要求される。

 内田はその守備力を、スロベニア・マリボル戦(日本時間11日午前4時45分キックオフ)で存分に発揮。グループリーグG組での“逆転”2位通過を手繰り寄せた。

 前節までにG組首位通過はチェルシー(イングランド)で確定。3位シャルケは「マリボルに勝利した上で2位のスポルティングが敗退」した場合にベスト16進出となる。

 序盤から試合を優位に進めるマリボルが前半22分、先制機を迎えた。

 左CKの場面でMFサラリッチが、シャルケのゴール右隅を狙ってヘディングシュート。これをゴールライン上にいた内田が、体を投げ出してストップ。こぼれたボールをFWタバレスが至近距離から強烈シュート。誰もがマリボル先制と思った瞬間、倒れていた内田が右足を高く上げ、シュートをモノの見事にはじき返したのである。

 シャルケは後半17分に19歳FWメイヤーが決勝ゴール。試合終了後、スポルティングが1─3で敗退したことを知ったシャルケの選手たちは、ピッチ上で全員が肩を組んで大喜び。主役の一人はもちろん内田だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー