韓国で投手2冠 ソフトB新助っ人バンデンハークの潜在能力

公開日: 更新日:

 ソフトバンク松坂大輔に続く大型補強だ。

 今季、韓国サムスンで防御率、奪三振の2冠を獲得、シリーズ制覇に貢献した右腕のリック・バンデンハーク(29)との契約が合意に達したという。

 今季は13勝4敗、防御率3.18。180の三振の山を築き、奪三振率は驚異の10.61。「打高投低」の韓国野球で、防御率は2位の金広鉉(SK=3.42)を大きく引き離した。

 メジャー6年間で通算8勝11敗と平凡な成績ながら、オランダ代表として09年WBCに出場した経験もある。某球団の渉外担当が言う。

「ソフトバンクの条件は2年総額で4億円程度だろう。巨人が韓国に視察に訪れ、助っ人投手として上位にリストアップするなど、ウチも含めて複数球団が調査していた。ソフトバンクが参戦したことで年俸が高騰した感もある」

 莫大な資金力を誇るソフトバンクならでは、といったところだが、果たしてカネに見合う活躍ができるのか。

「能力は高く、人間性も優れている」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も