日ハム大谷 自主トレで「ソフトボールでティー打撃」の狙い
意図があっての練習なのだろう。
日本ハムの大谷翔平(20)が8日、「変わったトレーニング」を開始した。打撃練習の一環としてソフトボールを使ったティー打撃を始めたのだ。
午前中の約10分間、トレーナーのトスに合わせてティー打撃を繰り返した本人は、「特に意味はないです。新しいものを取り入れていこうということです」とコメントしたものの、その狙いは何なのか。
早大ソフトボール部出身のプロ4年目捕手・大嶋匠(24)は、「たぶん翔平は遊び程度の感覚なのでしょうが……」と前置きしてこう言った。
「ひとつ理由を挙げるとしたら、ボールを飛ばすことに意識を置いているのかもしれません。ソフトボールって、球が大きい分、重さもある。野球の硬球を打つのとは感覚が違いますが、下半身を使ってしっかりとした打撃フォームで打たないとボールは飛ばないですから。重いボールを強く打つ感覚を磨けば、硬球を打つ飛距離も自然と伸びると思います。ミート練習のためにプロがソフトボールを使うことは考えにくいですから」