“京大君”田中英の経済効果「10億円以上」 球団社長明かす

公開日: 更新日:

 ロッテドラフト2位ルーキー・田中英祐(22、京大=写真右)らが9日、QVCマリンで新人合同自主トレをスタートさせた。この日はテレビカメラ5台を含む報道陣が大挙して取材に訪れ、チーム全体の注目度も増したといわれる。球団フロントは田中の「経済効果」をどう感じているのか。新人の始動を視察した山室晋也球団社長(54)に聞いた。

――田中の注目度は高いですね。

「おかげさまで、チームの露出は増えています。田中君が注目されることで、チームの他選手にもいい刺激になる。うれしいことです。もっとも、田中君がここまで注目されるとは正直、予想していませんでしたけどね」

――「話題性のための獲得」という声もありましたが。

「それは違う。あくまでウチ(ロッテ)は田中君を戦力として見ている。投手としての能力も高いですから。ただ、あまりに彼が注目され過ぎて中村君(ドラフト1位)や他の選手が(注目されず)ちょっとかわいそうです」

――あくまでもドラフト2位の実力を評価していると。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」