今季初優勝逃した松山英樹に「ゴルフ以外にも課題山積」の声

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 続く15番の「OKバーディー」で、ウォーカーに1打差とするも、16番はラインの読み違いで3メートルを逃し、18番も2メートルのバーディーパットをカップ左に外した。

 前年のツアー優勝者だけが集う今大会は、大きなミスさえしなければボギーをたたかない、いわゆるバーディー合戦で盛り上がる。松山は3日目まで、フェアウエーキープ率68.9%、パーオン率は87%、平均パット数28.33をマーク。順調にスコアを伸ばしていたが、最終日は「今の課題」と語っていたショートゲームでつまずいた。

 また、最終18番では救済処置に手間取った。

 松山のグリーンを狙った2打目は奥のギャラリースタンドの壁のそばまで飛んで、スイングができない状況だった。ルール委員がすぐに来て救済方法を説明するも、英語がわからない松山はチンプンカンプンだった。

 身ぶり手ぶりでニアレストポイントを確認したが、3日間ともバーディーとし相性のいい18番でバーディーを奪えなかったのも、競技委員のルール処置の解釈に時間がかかり、リズムが微妙にズレたことも無関係ではないはず。ツアー2勝目に向けて課題山積といえる。

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