<第18回>「客が入っても8億円の赤字」の放漫経営

公開日: 更新日:

 客が入っているのに赤字なのは、要するに放漫経営が原因、北の湖理事長以下の現執行部に問題があるというのだ。

 協会はいま、コストカットに目の色を変えているそうだ。例えば幕下以下の力士は地方巡業に連れていかないようにしたり、報道陣に配るご祝儀袋の紙の質まで落としたともいわれる。

 一方で収入を増やすため、昨年36カ所だった地方巡業を1.5倍以上に増やす方針とか。

 そうやって力士の尻を叩きまくり、出すものは1円でも出し惜しめと締め付けながら、くだんの親方が指摘するような「不透明なカネ」や「カネの不透明な使途」があるとすれば、執行部の連中の経営責任は免れない。

「このまま赤字が改善されないようなら、経営に問題があると監督官庁の内閣府がメスを入れる可能性もある」とは別の親方だ。(つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  4. 4

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  2. 7

    元女優・宮崎ますみさんは6年前から八ヶ岳山麓に移住しコメ作り 田植えも稲刈りも全部手作業

  3. 8

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  4. 9

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  5. 10

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由