アジア杯で低レベルの相手にてこずった長友佑都の「限界」

公開日: 更新日:

 アジア杯でベスト4入りを逃した日本代表。その事実は、とてつもなく重たい。DF長友佑都は27日、イタリアに旅立つ際にハッキリとこう言った。

「もっとレベルアップしないとW杯出場も難しくなる。自分でもすごい危機感を持っている」

 アジアのW杯出場枠は「4.5」(ブラジルW杯の場合はアジア5位と南米5位が大陸間プレーオフ)。UAEに準々決勝で負けて「4強」を逃すようでは、確かにW杯出場はおぼつかない。

「なぜ長友が悲愴感タップリに《危機感を持っている》と話したか。日本代表の行く末以上に“下り坂”に差し掛かった自分の将来に恐怖を覚えているからです」と話すのは某マスコミ関係者だ。

「ブラジルW杯で惨敗した後、本気で現役引退を口走った長友だが、何とか気を取り直し、完全復活の景気づけのためにもアジア杯連覇! と勇躍オーストラリアに乗り込んだ。ところが、思っていた以上に相手選手にてこずってしまった。マッチアップした選手の大半はレベルの低い自国リーグに所属し、名の通ったクラブの選手なんていない。名門インテルの選手が圧倒的な力の差を見せられず、ショックに打ちひしがれてしまった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性