ラグビー トップリーグで年俸1500万円なら社員選手が正解?

公開日: 更新日:

 16年から日本の参戦も決まった世界最高峰の「スーパーリーグ」(豪州、ニュージーランド、南アフリカ)でさえ、平均年俸は1500万円程度といわれる。そのため、日本の「トップリーグ」に出稼ぎに来る選手は少なくない。「スーパーリーグ」(2~8月)と「トップリーグ」(8月~翌年2月)ではシーズンが異なるため、現役の南ア代表でFL、ナンバーエイトのスカルク・バーガー、同ジャスティン・ダウニー(ともにサントリー)のように両リーグでプレーするのは可能だからだ。

 NECやNTT、神戸製鋼など、16チームが参戦している国内の「トップリーグ」にはプロ契約している日本人選手はいるが、「年俸は低い選手で600万円、もらっている選手でも1500万円ほど」(ラグビー関係者)だ。中にはヤマハのように、日本人選手とのプロ契約を認めていないチームもあり、所属選手は全て社員というケースもある。社員選手は通常業務をこなした後に練習しており、待遇は一般社員と同等。土日に遠征がある場合、出張手当が付いたり、練習や試合中に故障した場合、労災が適用される。

 ラグビーの選手寿命は30歳前後と短い。日本の選手は引退後のキャリアを考慮すれば、プロ契約するより、社員としてプレーした方が良さそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か