松井秀のヤ軍フロント入りでむしろ近づく「今オフ巨人監督」

公開日: 更新日:

 これでゴジラの気持ちは巨人を離れ、いよいよヤンキースに傾倒、将来はヤ軍のコーチに就任するという指摘もある。ヤンキースが去る10日、松井秀喜(40)がキャッシュマンGMの特別アドバイザーに就任すると発表したことを受けてだ。

 契約期間は1年。シーズン中、傘下のマイナー球団の試合を巡回視察、首脳陣とともに若手野手の打撃のレベルアップに取り組むという。松井は現在、キャンプ地のフロリダ州タンパでヤンキースの臨時コーチを務めている。

 昨年、巨人の臨時コーチをやった松井が、今年は巨人とDeNAの「キャンプ訪問」にとどまった。それがヤンキースでは臨時コーチどころか日本人選手経験者では初めてのフロント入りだ。

 しかし、だからといって、松井の巨人に対する気持ちが冷めたわけではない。

 昨年、臨時ながら初めてコーチを経験して、本紙にこう言った。

「教えるのが難しいというのは十分、理解しました。自分の感覚と選手の感覚は、完全には一致しません。自分の感覚、言葉で伝えても、それが自分の体に当てはまっても、選手の体に当てはまるかわからない。その辺は毎日毎日、ずっと見て、少しずつ感覚が合ってこないと難しいでしょうね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に