リーグ優勝と日本一を…阪神が広田神社に恒例必勝祈願
昨季は神の力が働いたとでもいうのか。阪神が24日、西宮市の広田神社に和田監督、首脳陣、選手らが揃って必勝祈願を行った。選手会長の上本は「チームとしてはもちろん優勝が目標。個人としては1年間、無事にケガがなく終えられるようにお願いしました」と話した。
球団創設80周年の今年は、何としても05年以来のリーグ優勝を手にしたい。昨年の日本シリーズはソフトバンクと対戦し、初戦に勝った後は4連敗の屈辱を味わった。
だが、その前には、2位阪神に7ゲームの大差で優勝した巨人に、クライマックスシリーズ(CS)でまさかの4連勝。ファンを驚かせた。
ある阪神OBは「昨年は開幕直後に西岡が福留と激突し、早々に離脱。その先どうなるかと思ったが、上本がその穴をしっかり埋めた。CSでは巨人に完勝。阪神は昭和11年から広田神社に祈願してるからな。あれは神様のおかげとしか説明がつかんだろ」と言った。
ちなみに広田神社の境内には約2万株のコバノミツバツツジがあり、毎年4月にきれいな花を咲かす。花言葉は自制心。勝負事はカッカしたら負けだ。