ダルの執刀医もこれだけある 「トミー・ジョン手術」の失敗例

公開日: 更新日:

■ライアン・マドソン
 フィリーズのクローザー、セットアッパーとして大活躍した後、12年にレッズに移籍。だが、移籍直後の春のキャンプでヒジの靱帯を断裂。同年4月にヨーカム医師の執刀でTJ手術を受けた。しかし、痛みの再発や手術の後遺症などでメジャーのマウンドに復帰できない状態が続いている。

■ダニエル・ハドソン
 ダイヤモンドバックスのエース格だったが、12年7月にヒジを痛めヨーカム医師の執刀でTJ手術を受けた。しかし、翌13年6月にマイナーで実戦に復帰した際に再度ヒジの靱帯を断裂、すぐに手術が必要になった。ヨーカム医師が前月に死去し、ハドソンはアンドリュース医師の執刀で手術を受けた。昨年9月、15カ月ぶりにメジャーに復帰したがメッタ打ちに。今季もオープン戦で打ち込まれメジャー復帰のメドは立たないままだ。

 これらの例が示すように、メジャーリーガーのTJ手術はアンドリュース医師かヨーカム医師が引き受けるケースが多かったが、一昨年5月にヨーカム医師が急死したあとはアンドリュース医師に集中する傾向がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋