優等生デスパイネに課せられたキューバ政府からの“使命”

公開日: 更新日:

 キューバの助っ人にロッテ伊東監督が相好を崩した。

 国内リーグに出場していたため来日が遅れていたデスパイネ(28)が12日、チームに合流。11日に来日すると、すぐさま一軍が試合を行っている埼玉へ。フリー打撃と守備練習で汗を流し、15日の日本ハム戦から出場する予定だ。

「早く日本で体を動かしたかったんだ」と話したデスパイネに、伊東監督も「一日でも早く合流してほしいと思っていた。いきなり練習するとは思ってなかったけどね」とニンマリだ。

 とはいえ、これまでキューバ政府経由で日本球界入りした選手のうち、マトモなのは昨季.311と活躍し、きちんと来日したデスパイネだけ。巨人のセペダ(35)は13試合でいまだ打率ゼロ。昨季も.194と戦力にならなかった。DeNAをクビになったグリエル(30)に至っては、来日を拒んで契約解除に。至宝とは名ばかりの「不良物件」だった。日本球界はもちろん、キューバ政府も彼らに苦い顔をすることしきりだという。

■米国と国交回復までの時間稼ぎ?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒