逸ノ城の減量失敗は“人災” 湊親方の指導の甘さを評論家指摘

公開日: 更新日:

 しかし、逸ノ城は「痩せる」と言いつつも、部屋では後援者やスポンサーからの差し入れのお菓子やフライドチキンをバクバク食っている。それでいて自分を追い込むような稽古もしない。所属する湊部屋は、他には三段目以下の力士しかおらず、まともな稽古相手がいないという事情があるにせよ、だ。出稽古でこそ真剣に汗を流しているのかと思いきや、「体調が……」と言って土俵に上がらず、白鵬に叱責されたこともあった。

 そんな意志の弱さ、怠け癖にも、師匠の湊親方(元幕内湊富士)は注意をするわけでもない。

「親方がいるのに体重が増える一方というのは理解できません。本人を厳しく指導するのはもちろん、差し入れだって弟子のためにならないと思えばキッパリと断るべきですよ。正直、湊親方は親方というよりも、逸ノ城のマネジャーにしか見えません。あれではせっかくの逸材も、単なるデブで終わりかねない」(前出の中澤氏)

 ただのデブが横綱に出世できるほど、相撲は甘くない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ