また体重増203.5キロ! 逸ノ城の「ヒザ故障」に深刻懸念

公開日: 更新日:

 角界で「未来の横綱」と期待されている逸ノ城(21)が“記録”を塗り替えた。といっても、相撲の話ではない。ベスト体重をまたも超過したのだから、喜べない話だ。

 4日に国技館で行われた力士の健康診断。巨漢の逸ノ城が体重計に乗ると、なんと203.5キロ。これまで自己最重量だった昨年12月の202キロから、さらに1.5キロ増えていたのだ。

 逸ノ城がかつて語っていたところによると、ベスト体重は185キロ。それが昨年9月の新入幕の時点で195キロとなり、減るどころか増え続けている。初場所では重過ぎる体重をもてあまし、6勝9敗と自身初の負け越しを喫した。

 本人は、「思っていたより少なかった。210キロくらいかと思っていたから」とほほ笑んだが、それこそ笑いごとじゃない。このままではヒザを壊すのも時間の問題だ。

 12月の健康診断では「もう甘いものは食べない」とダイエット宣言をしながら、この日は「初場所からデザートを抜いている」と言う。つまり、初場所が始まるまでは誘惑に負けて甘いものをバクバク食べていたのだろう。

 今度こそダイエットに成功しなければ、上を目指すどころかケガで引退まっしぐらだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー