怪物・逸ノ城を“子分”にしようと 「新旧モンゴル横綱」が火花

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 元横綱が「こいつは凄いぞ。オレが面倒を見てやろう」と片手を引っ張れば、現横綱は「いやいや、これはウチの子だから」ともう一方の手を離さない。両腕をガッチリ掴まれた逸ノ城(21)の心境は――。

 昨年、鮮烈なデビューを果たした「モンゴルの怪物」逸ノ城。相撲の取り口に悩んでいる節はあるものの、いずれは大関、横綱になる逸材と誰もが認めている。

 そんな気鋭の後輩の取り合いをしているのが、新旧モンゴル人横綱だ。新入幕前、何かと目をかけていたのが白鵬(30)。192センチ、200キロというモンゴル人離れした体格に瞠目し、親しい関係者には「自分の現役中に横綱になれる」と漏らしていた。露骨に接触することはないにせよ、メディアを通じて「いかに逸ノ城が凄いか」をとうとうと語ってきた。

 ところが、逸ノ城の露出が多くなると、「アノ男」が目をつけた。元横綱の朝青龍(34)だ。誰もが閲覧できるツイッターで「こいつは横綱になる!」と発言。今では電話でアドバイスを送ることもあるというのだから、現役さながらの怒涛の攻めだ。

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