ハーラートップの5勝 巨人・高木勇人「天然男」の“裏の顔”

公開日: 更新日:

 デビュー以来、無傷の開幕5連勝。巨人の新人としては堀内恒夫以来、49年ぶりの快挙と話題になった。ヒーローインタビューでの「僕は今日も頑張りました」「寮長が『勝ったらオムハヤシを作ってやる』と言ってくれたので明日食べます」「僕は僕です!」などの珍妙な天然コメントにも注目が集まる。球団から「僕は僕です!」とプリントされたTシャツが発売されるなど、人気面でも巨人の主役に躍り出るルーキーの素顔とは――。

■父の新メニュー

 三重・亀山市の実家で弁当店「関次郎」を営む父・泰樹さん(65)は、新メニュー「勇人スペシャル」を19日に発売するという。息子の好物という15センチの有頭エビフライ、社会人時代から瓶に詰めて持ち歩くようになった黒豆も入っている。値段は背番号54にちなみ、540円。「赤字です。弁当をきっかけに息子のことを応援してくれる方が増えれば」と泰樹さんがこう言う。

「子供の頃はとんかつとトマトが嫌いなこと以外は、好き嫌いはない方。クリームシチューが好きでした。私の仕事柄といっても、小さい頃からいいものを食べさせたわけではありません。高校時代は体重が58キロしかありませんでしたから。社会人になってからですね。監督に『プロに行きたいなら体を大きくしないと』と言われて意識が変わった。好物といわれる黒豆もそこから。7年間の社会人時代は財産です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    侍Jと大谷翔平がWBCで直面するMLBからの嫌がらせ…過去何度も味わった手段選ばぬヤリ口に要警戒

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲