広島菊池も証言 巨人菅野のバロメーターは「直球148キロ」

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 巨人菅野智之(25)が広島・前田との今季3度目のエース対決を制した。12日の試合で7回6安打1失点。4勝目(4敗)を挙げたものの、今季は防御率1.80でリーグ4位ながら、勝ったり負けたりの登板が続いている。

「防御率はいい。打線が援護できていないのでしょう」と巨人の某選手が言う一方で、他球団からすれば疑問符がつく登板もあるという。

 菅野は前回6日の広島戦で7回11安打4失点。敗戦投手となった。広島の田中と菊池に3安打ずつ計6安打。この1、2番コンビは菅野の投球に異変を感じたという。

 東海大相模、東海大で菅野と同級生だった田中が「7年間一緒にやっていたのでよく知っていますけど、先週は調子が悪そうでした。球威がありませんでしたね。菅野の性格からして、負けた次の登板はギアを上げてくるでしょうけど」と指摘すれば、菊池もこう言った。

「菅野がいい時は直球が148キロくらい。それがベースになって精度の高い変化球がくる時はかなり厳しい。でも先週の対戦では145キロ出るか出ないか。あれ? って感じでした。大して変わらない? いやいや、3キロ違ったら打席で感じる速さが全然違うんです」

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