本拠地連敗ストップの広島 黒田登板でも“3万人割れ”の原因

公開日: 更新日:

 広島黒田博樹(40)が5日の楽天戦に先発。7回4安打無失点の好投で今季5勝目を飾り、5月23日のヤクルト戦から続いていた本拠地での連敗も「7」で止めた。

「(相手を)0点に抑えてこういう形で勝ててよかった」とは試合後の黒田。2週間ぶりとなった本拠地勝利に、黒田だけでなく、球団関係者にも安堵の表情が浮かんでいたが、喜んでばかりはいられない。この日は黒田登板日だったにもかかわらず、観衆が3万人を割り込んでしまったからだ。

 2年連続でCSに進出した昨年は球団史上最高の190万4781人の観客動員数を記録。黒田が復帰した今季は開幕前に年間指定席が初めて完売した。5月までの観客動員は昨年を上回るペースだったが、この日は週末の金曜日で黒田登板日だったにもかかわらず、観衆は2万8228人どまり。

 いつもなら真っ赤に染まるはずの三塁側後方や左翼席には空席が目立ち、「黒田登板+金曜日」という同条件だった先月22日のヤクルト戦の観衆(3万2228人)と比較しても4000人減だった。先月24日を最後に、これで6試合連続で観衆が3万人を割っているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは