5年前に監督代行経験 ヤクルト小川SDが語る「オリとの違い」

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■「全員が同じ方向を向かないと」

――打順を大胆に組み替え、不調の外国人選手をスタメンから外しましたよね。

あの時のヤクルトは、今のオリックスとは違って、負けの原因がはっきりしていましたからね」

――具体的に言うと?

「当時のヤクルトはピッチャーがそこそこ踏ん張っていたのに、打線が援護できない得点力不足の状態が続いていました。守備に目をつぶってでも打てる打者を並べて得点力を上げないといけなかった。そこで調子の悪い外国人選手を外して、内野手の控えだった畠山を外野手で使ったりしました。当時の畠山は守備はソコソコでしたが、打つ方は定評がありました。外野での起用は賭けでしたけれど、どん底のチームが勝つチームになるためには何か思い切ったことをしないと変わらないと思いましたから。私の場合は幸運にもそれがいい方向に行っただけです」

――中軸を打っていた青木(現ジャイアンツ)を1番に戻したのも得点力アップのためだったのですか?

「青木は塁に出る確率が高い。塁に出れば得点できる可能性も高まるわけです。打順の変更など、ラインアップによって得点力は大きく変わってきますからね」

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