東京五輪追加種目 候補8競技から「喫煙も検討材料に」の声

公開日: 更新日:

 日本ハンドボール協会は23日、男子日本代表8選手が「ナショナルトレーニングセンター」での合宿中にベランダ(禁煙区域)での喫煙が常態化していた問題で、当該選手に科していた奉仕活動などの更生プログラムが終了し、代表に復帰すると発表した。

 ハンドボールの全日本男子は88年ソウル大会以来、五輪出場がない。アホな選手が8人もいるから、昨年のアジア大会では過去最低の9位に終わった。

 実は東京五輪へ向けて、選手の喫煙についてこんな声がある。

 22日に東京五輪の追加種目の選定が行われ、1次選考を通った8種目(野球ソフトボール空手ローラースポーツ、スポーツクライミング、スカッシュ、サーフィン、武術、ボウリング)に残った競技団体の関係者がこう語る。

「選手にたばこを吸うなとは言わない。吸いたければ試合の前後に吸えばいいんです。でも、一部のプロゴルファーは、トーナメントのプレー中にお客さんの前で堂々と喫煙している。そんな競技も五輪種目に復活したから納得できない。追加種目の本命といわれる野球も、プロの選手や監督、コーチたちはイニングの合間にベンチ裏でプカプカやっているそうじゃないですか。以前から、『試合中にたばこが吸える競技が五輪種目になるのはおかしい』という声はあるんです。追加種目を決める(五輪組織委員会の)検討会議は、競技人口が多いとか、若者に支持されているという要件の前に、試合中に喫煙している選手の実態をきちんと調査して最終結論を出して欲しいですね」

 大本命といわれている「野球・ソフト」も安泰ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…